ワンオペ兼業主婦か専業主婦…どっちが正解?
専業主婦で出産をして、
子育ても一旦落ち着いた頃…じわじわと考え始める
「仕事したいなぁ」
ここでの「子育てが一旦落ち着いた」とは
子どもの離乳食がだいたい終わり
保育園に預けやすくなる1歳から2歳の間を指します。
夫は単身赴任で不在のため、
わたしが仕事に復帰した時には
子どもの朝ご飯、保育園の支度、保育園の送り迎え、夜ご飯、寝かしつけまで
全て自分がやらなければなりませんでした。
子どもが熱を出した時、保育園へ迎えに行くのももちろん自分です。
完全なワンオペで兼業主婦をやりましたが、
その後燃え尽きてしまい専業主婦の道を選びました。
結論から言うと、どちらが良い、どちらが幸せというのはもちろんありません。
それぞれ良いことと悪いことが半々だと思います。
専業主婦と兼業主婦の両方の経験者として
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
社会復帰のタイミングに迷っているママさんに、
参考にしていただければ幸いです。
【専業主婦】
○メリット
・自分が仕事に行くわけではないので寝坊できる。(子どもの幼稚園等あっても、出勤する程時間に縛られないのでストレスがない)
・子どもの安全を守る、ご飯を食べさせる…以外の確実なTO DOが無いので、ぼちぼちマイペースに家事をこなせばとりあえずOK
・希少な、今しか見ることのできない幼少期の子どもとの時間を過ごすことができる
○デメリット
・退屈、暇(笑)
・ママ友が仕事復帰していくと寂しい
・子どもが幼稚園に入る前は、自ら友達を作っていかないと本当に一人ぼっちになる
・子どもの社会性や知能レベルが、保育園に通っていないことで周囲より遅れているのではないかと不安になる
【兼業主婦】
○メリット
・ひとりの時間がある
・お昼休みのランチが美味しい
・仕事に支障が無い範囲でゆっくりトイレに行ける
・世帯年収が上がる
・子どもが保育園で社会性を身につけることができる
・キャリアを重ねることができる
・社会との繋がりを確保できる
○デメリット
・子どもとの時間が減るのであっという間に大きくなる
・保育園でママと離れる時に子どもが泣くと、何のために仕事をしているのか分からなくなる程後ろ髪を引かれる
・子どもの発熱等、仕事を休んで看病しなければならない。とくに1歳のうちはだいたい1ヶ月に1回発熱して、その看病で2〜3日間お休みをもらうイメージ。しかも急な休みで職場に後ろめたい。家で看病する間、体調の悪い子どもは機嫌が悪い、食べない、寝ない…で一筋縄ではいかない。病児保育に子どもを預けたとしても、1日3000〜5000円払うので割に合わない。
・朝ご飯を食べさせる、保育園の準備が大変
・仕事が終わり、晩ご飯を作って子どもと2人で食べる…この時間がとにかく寂しい。子どもがスムーズに食べてくれないと、余計に辛い
・晩ご飯が終わり、お風呂に入れて寝かしつけ…もう21時か。1日がとにかく早い。
・仕事に関するストレスがある
以上の事から考察すると、
専業主婦か兼業主婦かを選択する上で考慮するポイントは
【親離れ・子離れできているかどうか】
だと思います。
ママじゃないと嫌、と泣いてしまう子ども、
その姿を見て辛くなってしまう母親…は
もう少し先に職場復帰を見送っても良いかもしれません。
2歳後半になると、子どももだんだん外の世界に出たくなってきて
「幼稚園(保育園)に行きたいなぉ」と言い始めます。
一方で、親離れ子離れできている親子のママは、
仕事したいなぁと感じたその時が絶好の職場復帰のタイミングなのかもしれません。
【3歳神話】をひと昔の話と取るか否かは母親次第。
子育てに正解不正解はありませんから。
仕事と育児、家事のバランスを上手に取りながら、
器用に笑顔で生活できるのが1番だと思います。
仕事復帰のタイミングも、「器用」に選択していきたいです。